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ストーブ

ストーブに使う燃料は色々有るが、ツーリング中にホームセンター等に立ち寄れば各種燃料を補給する事が出来るので、燃料の入手性よりパッキング、使いやすさで選ぶと良い。

もちろんコダワリや趣味のストーブもアリ。

燃料

■ガス
•ガスカートリッジ
•カセットガス
■液体燃料
•ホワイトガソリン
•灯油
•アルコール
■固形燃料
•タブレット
•鍋用固形燃料
■その他

ガス

ガスカートリッジ、カセットガスの2種類がある。
家庭のガスコンロと同じような感覚で扱え、初心者でも安心。
冬場は火力が落ちるのと、予備カートリッジがかさばったり、使用済みカートリッジの捨て場所に困るのがネック。

燃焼時に臭いが出ないので、網焼きやトースターに最適。
(ただし形状によってはトースター使用時、熱線がボンベや樹脂のツマミ等を直撃するので若干注意)

ガスカートリッジ

通称「ダルマ缶」、「OD缶」、「T型缶」など。
カセットガスに比べて
○収納がコンパクト、コッヘルとセットで仕舞える場合も
○ストーブが多種
▲高価(230g缶で450円前後)
▲販売店が限られる(ホムセン、釣具屋での取扱いがあるので問題ない?)

ガスカートリッジはストーブと同一メーカーのものを使用することを推奨。
メーカー毎にパッキン取り付け位置やノズルの長さ等が微妙に異なるため、思わぬ事故に発展する可能性がある。
また、キャンピングガス社製品用のカートリッジ(通称「青缶」)は口金の形状が完全に異なるため互換性が無い。

■キャプテンスタッグ:M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ
非常にでかいがホムセン等で安価に買える。点火装置である圧電素子根元のガイシが割れやすいので注意。
点火装置は壊れる物と最初から考えておき、ライターなどを一緒に持ち歩いたほうがいいです。
価格が安く、点火装置以外はしっかりした作りなので入門者向けにお勧めです。

■プリムス:P-153ウルトラバーナー
極めて小型で火力が高い。

カセットガス

通称「CB缶」。
ガスカートリッジに比べて
○安価(250g缶で100円前後)
○入手が容易(コンビニ、100円ショップ)
▲筒形状で収まりが悪い
▲ストーブの種類が比較的少ない

■イワタニ:ジュニアバーナー
ガス缶を本体に直に接続する一体型ストーブで、CB缶ガスストーブの定番的存在。
安くてそこそこ小さく軽く、火力も必要十分。着火装置も装備。
ゴトクもそこそこ大きいので、大きな鍋でも比較的安定して置ける。
炎があまり横方向に広がらず、クッカーによっては焦げ付くので工夫が必要。

■SOTO:レギュレーターストーブ ST-310

■スノーピーク:ギガパワーデルタポッドCB

■UNIFLAME:US-TRAIL オート 610237
分離型のバーナー。CB缶用では最強クラスの火力を誇るが、重いのと五徳が不安定。
・長所、短所

○分離型なので自己責任でボンベを火に近づけつつ使用でき、連続出力を落とさずに使える。
○火力調整ツマミがボンベ側にあるので吹きこぼれ時も火傷をせず火力調整ができる。
○足が畳めてコンパクトに収納できる。
○弱火から強火まで不完全燃焼する火加減はなく、リニアに調整できる。
 (↑*要 ツマミのバネ除去だが、除去後もツマミの返りがあり極弱火はツマミを引っぱりながら調節する)
○火は比較的分散しており、一点集中によるコゲの危険は少ない(と思う)。
○火力はCB缶用では最強クラス。
▲五徳が三点支持の為、柄が重く長い一般鍋(フライパンなど)は安定しない。
 (↑に関しては安定性はイワタニが若干上。アウトドア用の普通のクッカーを使う分には大差なし)
▲風防になる部位が一切無いので極弱火時は立ち消えに注意が必要だが、イワタニも風に弱く大差なし。
▲ボンベの脱着に少々難あり。イワタニ・新富士方式の方が簡単。
▲分離型のため重い。
▲少々値が張る。

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液体燃料

ガソリン・灯油など複数燃料対応

■MSR:ドラゴンフライ
ストーブ本体と燃料ボトルが分かれてホースでつながれている、分離型ストーブ。
火力調整の幅が広く、強火からとろ火まで自由自在で煮込み料理や米炊きも得意。
ゴトクが広く大ナベも安定して置けるが、逆にシェラカップなど小さいものは置けない。
(バーナーパッド等のアミを置いてやれば置ける)
また、燃焼音が轟音なのが難点。

■MSR:ウィスパーライトインターナショナル
火力調整が苦手。炊飯時に必要な弱火を出すためにはポンピング回数を少なくすることでの圧力調整と燃料ノブの微妙な調整を行うか、バーナーパッドでの火力調整が必要。
プレヒートの炎は結構おおきく、本体が火に包まれるように見える。
また、プレヒート時には結構な量のススがストーブ本体に付着する。燃焼音は静か。

■オプティマス:NOVA+
ストーブ本体と燃料ボトルが分かれてホースでつながれている、分離型ストーブ。

■コールマン:フェザーストーブ
ホワイトガソリン、レギュラーガソリン使用可。
(ただし、メーカでは「レギュラーは緊急時のみ使用可」としている)

■コールマン:スポーツスター2

ホワイトガソリン

■オプティマス:No.123R SVEA
一体型ストーブ。
構造がとてもシンプルで非常に故障しにくく、一部を除きほぼ真鍮製なので錆びにくく頑丈。
サイズもφ10cmx13cmと非常に小さく、パッキングも楽。
ただし1300kcalと言う低熱量、容量120ccのタンク、給油の面倒さ(ゴトク兼風防を取り外す必要あり)、火力調節の効きにくさ、小さいゴトク(φ16cmのナベが限界?)などからお世辞にも使い勝手がいいとは言えない。
はっきり言って趣味の道具。
ブラスの輝きに魅力を感じ、100年近い歴史に想いを馳せ、炎の揺らめきと共にゆっくりとした時間を過ごしたい人にしかお勧めできない。
でも俺は大好きだ。
一応コゲ無く生煮え無く米は炊ける。すき焼き(割り下で煮込む方)と豚汁も実績有り。
基本はホワイトガソリン専用ですが、レギュラーガソリンやベンジンも使用できます。

本体重量:550g
サイズ:径95x130mm
タンク容量:120cc
燃焼時間:約1時間
出力:約1300kcal

■オプティマス:No.88 HIKER+
同じく一体型。別名:箱ストーブ、弁当箱とも。
111の名称で70年以上にわたり遠征隊、極地探検隊などに採用され続けている大型ストーブの代表モデルにNOVAと同じバーナーを装着したニューモデ ル。
短時間での予熱、火力の微調節、マジッククリーニングニードルなどNOVA同等の性能を持っています。従来の111と違いジェットの交換なしにマ ルチフューエル対応になった。

使用燃料:ホワイトガソリン、灯油、ディーゼル油、ジェット燃料他
本体重量:1590g
収納サイズ:180×180×110mm
出力:2850W
燃焼時間:0.35Lの燃料で最高2時間

箱形のストーブで箱を開けてタンクを引き出してハンドルをつければ完成。
バーナーの音が五月蠅い部類に入ります。
弁当箱の様な四角い形に納めているのでパッキングに一定メリットあり。

灯油

真鍮の鈍い輝きが美しいストーブ。
クラシカルなスタイルに魅せられたコレクターも多い。
マルチフューエルタイプの性能は同系列のガソリンストーブに準じるのでここではクラシカルなケロシンストーブについて記す。 プリムス、オプティマス、マナスル、武井などメーカーは多々あるが基本的にパクr…100年以上前からのベストセラーなのでどれも基本構造が同じで一部パーツの使い回しもできる。

・構造が単純で堅牢な為、信頼性が高い。
・燃料が灯油(ケロシン)なので同じ液燃のガソリンに比較して安全安価であり、人里ならほぼ確実に入手できる。
・轟音。この音と揺れる炎が好きという人も。
・風防が必需品。
・コッフェルの底が煤まみれになりやすい。
・プレヒート用にアルコール等を用意する必要がある。
・プレヒート用燃料皿に灯心になるもの(銅の裸縒り電線、セラミックウール、紙コヨリ等)を巻きつけると灯油でプレヒート可能になる。ただし煤も出る。
・プレヒートの儀式に数分を要するため、再点火が面倒。燃費が安いので弱火で着けっ放しを維持するのが吉。
・火力調節バルブ付きのモデルもあるが全般的に弱火を維持することが難しいが。
 ただ、最高火力がガス式などの半分以下のものが多いため、1合程度の米でも意外に炊きやすかったりする。鍋の下にトースターを間に挟む手もアリ。

・現在も生産を続けているメーカーは数えるほどしかなく入手しにくいが、買ってしまえば一生モノなので末永く使ってほしい。
・2012年4月、マナスルのケースが全面的にナイロンケースに切り替わった模様、鉄箱が欲しい人は不良在庫を探せ。

アルコール

実用性より趣味の面が強いストーブ。
他の液体燃料と比べて火力は弱く風防は必須。
燃焼音は殆ど無く、軽量で携帯性に優れている。
日中は火が見えにくいので注意が必要。
燃料用アルコールはドラッグストア等で手に入る。

■トランギア
トランギアの本体だけでは使用できず、五徳とクッカーのセットや別に五徳を用意する必要がある。
付属の蓋で火力調節は一応出来るが微調整は難しい。
一部の五徳では火力調節蓋を載せることが出来ない。

■空き缶ストーブ
単純な構造なので、空き缶等を加工して自作する事も可能。
インターネット上で様々な作成例が紹介されている。
キャンプで使う事より、ストーブを作る事が目的になる事も……。

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固形燃料

他の燃料と比べて火力が弱い上、火力調節が出来ないので、湯沸し特化のストーブと割り切って使うのが良い。
風に弱いので風防は必須。

燃料のランニングコストは他と比べて高めであるが、初期投資の安さ、扱いやすさ、携帯性の良さ等のメリットが有り。
湯沸しだけで良いと言う割り切りが可能なら、旅の荷物の軽量化に貢献してくれるだろう。

タブレット

■Esbit:ポケットストーブスタンダード
ドイツ製の固形燃料&ストーブ。ストーブ本体内に固形燃料が収納でき、サイズはカセットテープのケースと同等程度と非常にコンパクト。
ドイツ軍で正式採用されている。燃料とセットで1200円程度と入手しやすい。
炊飯は可能だが、1合炊くのに5〜7タブ(スタンダード)使用する。いためる・煮るなどにはあまり向かない。
燃やすとススやヤニがコッヘルにつく。洗えば落ちるが放置すると固着するので注意。
タブは燃焼する際にロウ状にとけてストーブにこびりつく。アルミ箔を敷いて使うとよい。
タブの価格は他の燃料などと比較すると高い。また独特のにおい(イカくさい)がある。
このタブの1コの大きさの違いでスタンダードとミリタリー(タブ1コサイズが大きい)がある。
缶詰を温めたり(半-1タブ)、シェラカップ1杯のお湯を沸かしたり(1-2タブ)はできるが、メインバーナーとしては力不足。サブバーナーとして使うとよい。タブの保存性はよい。
またタブはスイスメタ同様、ガソリンストーブのプレヒート用としても利用される。

鍋用固形燃料

旅館などでよく使われる水色の丸い燃料、Esbitなどの五徳を流用して使う。

基本的な使い方はタブレットタイプと同じ。
ランニングコストや入手性の良さはこちらが上で、100円ショップで安く手に入る。
加熱する物の量に合わせ、燃料を切り分けて使うことも可能。

タブレットタイプと違い、コッフェルにヤニは付かないが、五徳にタール状の物が残るので、アルミ箔が付いてない時に備えて火皿を用意しておくと良い。

ツーリング中になるということはまずないが、アルコール系の燃料なので、長期保管では燃焼成分が揮発してしまう。
まとめ買いより、ツーリングで使う分だけ購入するとよい。

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その他

ユニフレームネイチャーストーブ

枯れ枝などを燃料にし空気の流れを利用して効率よく炎を生み出すエコストーブ。
エントツ効果により燃焼効率は高いがコッヘルが煤で真っ黒になってしまう。
木炭を利用してのBBQや焚き火台としての使用も可能だが、燃焼効率の高さゆえに燃料が燃え尽きてしまうのが早い。
SサイズとLサイズの2サイズ。Lサイズには燃料を追加するための扉がある。

七輪

七輪とは炭を燃料としたコンロで、炭の量が少なくても長時間火が保てるのが特徴。

あたい七厘の炭で一日煮炊きができることから呼びならわされるようになったとの説がある。
木炭七輪と練炭七輪があり、各々の燃料に最適化された形状を持っている。
もちろん各々の七輪に各々の燃料を使った場合に最大のメリットが出る様に火口から内部断面、五徳部分が設計されているので兼用する場合は飽く迄その辺を理解して使う。

利用できる燃料は主に

•備長炭(白炭):重く、カリンカリンと金属的な音がする炭。火持ち・火力ともに素晴らしいが、着火するのがかなり大変。
•切炭(黒炭):軽く、割れやすい炭。着火性がよく、燃えるのも早いのがメリットでありデメリットでもある。
•練炭:炭粉を練り固めてつくった成型炭。練炭七輪に特化した形状で、1つで1日もつ。見かけることも減ったが、本来の目的外使用のために一定の需要がある。
•豆炭:使用する量を調整できるように大きさを小さくした成型炭。
•炭団(たどん):豆炭とおなじ成型炭だが、豆炭よりも大きい。最近まったく見かけない。
◦※練炭・豆炭・炭団は原材料が石炭であり、硫黄分を含むため、調理では焼き物には向かない。
◦※木炭は大きく白炭・黒炭の二種類であるが、その各々でも原木やブランドなどで性質やコストが変わってくるので、お気に入りの木炭をさがしてみるのも面白い。
使用の際は、ナラ切炭などであれば小さな火種でも比較的容易に火を熾すことができるが、着火剤などを用意しておいたほうが無難。
炭熾しが初めてであれば、一度ご家庭で練習してみることをおすすめします。

七輪の燃料は火持ちがいい反面火が消えにくいため、放って置いてもなかなか火が消えてくれない。
水を張ったバケツに炭を投入する、火消しツボを使うなど消火には万全の注意を払う必要がある。
(自分の使う炭の銘柄さえ決めてしまえば何度も使っている内に投入した炭に見合った燃焼時間が在る程度把握出来る様になって来るので環境が許せば庭やベランダで時折練習してみるのが良い)
珪藻土でできた七輪は水や衝撃に弱い為に気を遣うが、安いので気にしなくても良いという考え方も。
バイクに搭載するなら150mmx150mmくらいのものが適当だろう。

一酸化炭素は比重が重いので下に溜まリ易い特性を覚えて置く事。大型テントの前室で使う場合でも必ず換気を心がける。
中毒の初期症状は『頭痛』なので、お酒を呑みながら利用中の「二日酔いかな?」…の様な紛らわしい症状には絶対に注意する事!

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